水痘の予防接種が2014年10月から定期接種化され、幼児の水痘発生はずいぶん減ってきました。
近年、奈良市では2017年が多く報告された時期（9-12月頃）もありましたが、今年（2018年）は少ない状態が続いています。

病因：
水痘・帯状疱疹ウイルスの眼、鼻、のどから飛沫感染（空気感染）と接触感染です。
潜伏期間：
2週間前後です。
好発年令：
幼児から学童です。
症状：
発熱や元気が無くなり、最初胴体から水疱を伴った発疹が出現し、全身にひろがります。約1週間で発疹はかさぶたになって治ります。
合併症：
水疱を掻き破ることにより皮膚の化膿が生じることがあります。